小原流のはじまり

明治時代 小原雲心(おはらうんしん)が平たい水盤に花を盛るようにいける「盛花(もりばな)」を創始したことがはじまりと言われています

 「自然盛花」

雲心は自宅近辺の風景や野生植物を観察して 自然の景色を水盤上に写し取る新しいいけばな作品を考案しました

 

 「色彩盛花」

当時出回り始めた洋花(パンジー ゼラニウム スイートピーなど)は 従来のいけばなには丈が短すぎましたが 

剣山を使って面的な広がりを持つ構成の登場によって 花材として用いることができるようになりました

 

今日の小原流

小原流では 伝統を重んじながらも 時代の変化に柔軟に対応してきました

創流から1世紀あまりの今日も 現代の空間・生活様式にふさわしい「いけばな」を生み出し続けています

 

カリキュラムは無理なく段階をおって習得できるよう制定されており

はじめて習う方から高度な技術を持つ方まで 個人の進度にあわせて学ぶことができます

 

一般財団法人として 全国146支部 海外64支部があり 教室紹介制度も充実していますので

転居や中断の後もすぐに再開していただけます